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練習日記 2015年8月25日


今日の練習はフランス歌曲を4曲と、日本抒情曲集の内、「早春譜」と「箱根八里」を練習しました。

「パヴァーヌ」の舞台への出方と、マスクの捌きかたと、はける時の動きを教えて頂きました。 出るタイミングはうまくいきましたが、マスクのさばき方に注意。出るときマスクは客席に向けること(左から出る人は左手でマスク端を持ち、右からの人は右手で持つ)、歌う時は全員右手でマスク端を持ち、正面を向いて先生の指揮は目の端で見ること、貴族のイメージを持って、マスクの上げ下げはすっと行う。 次の「マドリガル」を歌う位置に移動しながらマントを外し端の人に渡す。端の2人は受け取ったマントとマスクを袖に置いて、所定の位置に戻る。 マスクには各人が装飾を付け加えるように。花とか羽根とか、各人が考えて下さい。

マントとマスクの裏に名前を書くこと。

私は初めてフランス歌曲を暗譜で歌ったが、出るタイミングがまだ不完全。ピアノを良く聴こう。 フランス語の大事な言葉には思いを込める。手裏剣のごとく子音をしっかり出すが、決してぶつけない。

「夜の静かさ」は深い響き、眉間に響かせる感じ。28小節からは太陽がさんさんと輝く明るさでバウンドするように。最終小節は足の力で伸びやかに静かに終わる。

「パヴァーヌ」は芝居。貴族の雰囲気。「On sadore」以降はマスクは胸の位置で保持し、最終小節「Et bons jours」の前で下におろす。

「マドリガル」はソフトな響き。後頭部の響き。レガート。ずいぶん言われ続けてきたことだ。バスはトップバッターだからしっかり言われたことを表現できるように歌いたい。

「ラ・シーヌの雅歌」は子音でリズムを母音で伸びを表現する。この曲も大事な言葉は皆で合わせること。フランス語は強弱が大切。

だんだん本番が近付いてくる緊張感が出てきた。各人の自主努力も成果に結びつつあるように思う。あと3回の通常練習プラス前日のゲネプロとの4回の練習で最大の成果を発揮したいものだ。頑張ろうね。


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