第4回演奏会から1年10か月、今日が最終練習日でした。
歌唱、姿勢、出入り、衣装とたくさんのご指示があり、全員出席のこの日、みな真剣に聞き入りました。したがって「練習日記は必要ないのでは」 と ささやかな抵抗をしましたが「個人的な感想で良いから」とのことで書かせて頂きました。
第1部で歌うサン=サーンスとフォーレの4曲について先生が話されたことが特に心に残りました。「CALME DES NUITS」「PAVANE」「MADRIGAL」の3曲と「・・・Racine」は歌唱法(?)を違えなければならない。前3曲はSoli(soloの複数形)で歌われ、キャラクターを出すが、Rasine は合唱で、ハーモニーを重視するというように、曲をよく理解して歌うことが大切であるとのご説明。
キャラクターを声で表現するとは?と思いましたが、前回の練習日に「PAVANE」をCDで聞かせて頂いた時、アルトの最後の聞かせ所 「Adieu donc et bons jours・・・」の思わせぶりで、セクシーな退場のメロディを思い出し、もしかしてああいう感じがそうなのかな~と。箕輪先生、とんだ的外 れな理解をしてたら申し訳ありません。
宗教曲の大曲を歌いたいという思いで入団し、この人数では無理なのかと諦めつつ、でも練習は毎回とても楽しい!いつも先生がおっしゃる 「コール・ クライスのサウンド」はこうした素晴らしい選曲とご指導の中から生まれてくるのではないかと感じました。
こんな思いが演奏会で皆様に伝わり、入団者続出ということになりますように!!