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川越混声合唱団 第6回Heartful Concert


 8/31(土)、川越混声合唱団のHeartful Concertを聴きに行ってきました。  コールクライスの常任指揮者である箕輪健先生と常任ピアニストの小林恵美先生が指導されている縁ももちろんですが、「A Little Jazz Mass」をドラムの則武 諒さんやベースの笠原本章さんも交えて演奏されるとのこと... 今年1/12の当団の演奏会でシビレたセッションでの合唱が聴けるかと思うと、心から楽しみでなりませんでした。

 汗ばむほどの良いお天気の中、会場のウェスタ川越に着くと、涼感を得られるミストがお出迎えしてくれました。暑がりの私にはとても嬉しい♪  ロビーでは素敵なバリトンボイスと爽やかな笑顔でバスの小川さんが出迎えてくださいました。スタッフの方々のご案内も爽やかで、開場を待つお客さんもコンサートへの期待に満ちた良い笑顔ばかり。開場直前にはすでにロビーがそんなお客さんで埋まっていました。  さて、開場。  お客さんがスムーズに着席できるよう、団員の方々が案内等をされてました。  あれよあれよという間に小ホールに用意された席が埋まりました。空席なし!? すごい熱気です!

■第1部  団長の吉野さんのお人柄が伝わってくる挨拶から始まりました。 1.うた  川越混声の調和したハーモニーが存分に味わえました。 2.いつの日か  私も大好きな童謡メドレーです。さまざまな趣が次々切り替わるひとつの舞台を見ているかのような気分になりました。コミカルな演出もはさまり会場全員が楽しめるステージでした。(個人的には、箕輪先生のたぬき姿、もう少し振り切ってほしかったです笑) 3.みんなで歌おうコーナー  副団長西山さんの司会+ピアノ伴奏で、団員の皆さんに加え、会場のお客さん全員で合唱しました。曲目は「翼をください」、「紅葉」、「故郷」。ハモリパートを歌ってらっしゃる方もたくさんおられたようで、レベルの高い合唱になってました! 会場全体が一つになれた感じ。

■第2部 4.箕輪健先生の独唱  豊かな響きたっぷりの美声でかつ圧倒的な声量。まさに圧巻! 泣きました~

また小林先生のピアノが、ときに繊細に、また力強く、劇的に、色とりどりな音を奏で、歌唱と一体となって我々を魅了してくれました。紙面の関係で書けませんが他のステージも♪  「Ombra mai fu」、「九十九里浜」、「献呈」の3曲に会場全体が酔いしれました。 5.リトル・ジャズ・ミサ  3人のセッション、やはり絶品! 泣けましたー! Jazzのリズムに合唱団もノリノリ。特にテンポの良い前半の曲はメリハリの効いた歌いまわしが心地よかったです。 6.混声合唱のためのヒットメドレー HANA  滝廉太郎、財津和夫、森山直太朗、一青窈、美空ひばり、槇原敬之、松田聖子、喜納昌吉... さまざまな時代のHANAの歌を、団員の方々のソロも交え楽しめました。  元々の編曲にはないドラムとベースのパートを則武さん、笠原さんがアレンジして一緒に演奏されたとのこと。感動的ー。

■アンコール 混声合唱曲 夕焼け(作曲:信長貴富 作詞:高田敏子)  本当に大好きな曲がアンコールで聴けて嬉しかったです。通常プログラムに曲名が書かれることはないと思うのですが、いい曲なので曲名や作曲者や作詞者をわざわざ記したというエピソードが箕輪先生から紹介されました。  そして、、 夕焼けを歌い終わったあとも拍手がなかなか鳴り止まず、お客さん全員、コンサートの終わりを惜しんでいたのが印象的でした。

通して感じたのは、コンサートの名前の通り、とても「ハートフル」であったということ。 団員の方々はじめ、箕輪先生、小林先生、則武先生、笠原先生皆さんの心尽くしがひしひしと伝わってきて、とてもあたたかい気持ちになれました。 きっと会場に集ったすべての人が心温まる時間をすごせたと思います。 大成功、おめでとうございます! ありがとうございました。

(文責 まつを)


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